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カスタマーレビュー
おすすめ度:
中東で働くビジネスマンに必須!(と思う・・・)
(2008-08-06)
日本人には馴染みの薄い中東の宗教観から歴史、国ごとの特性など、
詳細に渡り分かりやすく記述されている。
しかも分厚いハードカバーでなく、文庫サイズなのが有り難い。
宗教的な偏見に満ちている欧米メディア経由の情報より、真実に近い(と思います)。
やはり遠くてわからない国・地域・人。
(2007-11-23)
「今の・・」シリーズは、アメリカも中国も韓国・北朝鮮もインドも、文庫、頁数、価格等の制約に拘らず非常に密度が濃い参考になる著作になっている。しかし中東に関しては、そもそもがあまり身近にない国、地域であり、原油、パレスティナ問題、四次に渡る中東戦争、イラク戦争くらいしか知らず、また著者大野氏の性格か真面目過ぎる遊びのない記述に、他の「今の・・」に比しとても堅苦しかった。それでもイラク国民の辛さはよくわかった。蛇口から水が出て、スイッチで明かりがつき、誘拐や殺害がない安心した生活を望んでいたはずだった。イスラム教については、最も馴染みが薄く、やはり異質な過激な信者が多く、礼拝、断食、宗派対立、聖戦、テロという異様なイメージを払拭はできない。大野氏は懸命にその違いを正そうと記述しているが無理だ。本書の第5章「中東諸国の内政問題」や、第6章の「中東の人々の考え方」が興味深いが、それまでの記述が長すぎた為に付け足し的になってしまった。特に湾岸諸国別の「今」をもう少し描いて欲しかった。
勉強になった
(2007-10-24)
最近は、テロリストとか、とかくあまりイメージの良くない中東だが、この本はすごく分かりやすくて、勉強になりました。テロリストなんてほんの一部ですよ!どれも面白かったが、特に第5章の中東諸国の内政問題はこれまでほとんど知らなかったことばかりで、裕福な産油国でも案外大変なんだなあ、と思った。本書を読むときは、ついでに、井沢元彦著「ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座」(徳間文庫)も併せて読めば、より一層理解が深まるだろう。
文庫本の域を越えるグレードの高い内容!
(2007-07-24)
三笠書房の「「今の○○」がわかる本」シリーズは内容が充実しており、いずれも一読に値する。文庫本でこれだけの内容が提供されていることに敬意を評したい。
本書では、中東を語る上で避けて通れないイスラム教に関して多くのページが割かれており、日本人にとっては馴染みの薄いイスラム教に関する知識を得る上でも有用である。ただし、「テロ」と関連付けられて報道されることの多いイスラム教の現状を擁護する記述が多く見られ、例えば、仏教をベースとした新興宗教であるオウム真理教を引き合いに出して、オウム真理教が起こしたサリン事件を「仏教テロ」と呼ばず、イスラム教徒らによる「自爆テロ」や「聖戦」を指してイスラム教を怖い宗教だと批判するのはおかしいと書いている。しかし、これは詭弁であり、オウム真理教の信者達は仏教徒ではない上に、仏教の名のもとに起こしたテロではないのに対して、「自爆テロ」や「内戦」を主導しているのはごく一部の人たちであるとはいっても、紛れもなくイスラム教徒たちである上、イスラム教の名のもとでの「聖戦」と位置づけている点が全く異なっている。今のような状況では、イスラム教はテロを奨励する怖い宗教であると解釈されても仕方がない側面を持っていることは認めざるを得ない、というのが一般的な見方であろう。
このような、反論したくなるような記述も所々にみられるが、全体的には、中東の国々の現状について丁寧に説明されており、読み応えのある内容となっている。
中国やインドばかりでなく、日本のエネルギー政策上重要なこの地域にもっと目を向けるべきであり、本書はその入門書として是非お勧めした。
おすすめ度:
中東で働くビジネスマンに必須!(と思う・・・)
日本人には馴染みの薄い中東の宗教観から歴史、国ごとの特性など、
詳細に渡り分かりやすく記述されている。
しかも分厚いハードカバーでなく、文庫サイズなのが有り難い。
宗教的な偏見に満ちている欧米メディア経由の情報より、真実に近い(と思います)。
やはり遠くてわからない国・地域・人。
「今の・・」シリーズは、アメリカも中国も韓国・北朝鮮もインドも、文庫、頁数、価格等の制約に拘らず非常に密度が濃い参考になる著作になっている。しかし中東に関しては、そもそもがあまり身近にない国、地域であり、原油、パレスティナ問題、四次に渡る中東戦争、イラク戦争くらいしか知らず、また著者大野氏の性格か真面目過ぎる遊びのない記述に、他の「今の・・」に比しとても堅苦しかった。それでもイラク国民の辛さはよくわかった。蛇口から水が出て、スイッチで明かりがつき、誘拐や殺害がない安心した生活を望んでいたはずだった。イスラム教については、最も馴染みが薄く、やはり異質な過激な信者が多く、礼拝、断食、宗派対立、聖戦、テロという異様なイメージを払拭はできない。大野氏は懸命にその違いを正そうと記述しているが無理だ。本書の第5章「中東諸国の内政問題」や、第6章の「中東の人々の考え方」が興味深いが、それまでの記述が長すぎた為に付け足し的になってしまった。特に湾岸諸国別の「今」をもう少し描いて欲しかった。
勉強になった
最近は、テロリストとか、とかくあまりイメージの良くない中東だが、この本はすごく分かりやすくて、勉強になりました。テロリストなんてほんの一部ですよ!どれも面白かったが、特に第5章の中東諸国の内政問題はこれまでほとんど知らなかったことばかりで、裕福な産油国でも案外大変なんだなあ、と思った。本書を読むときは、ついでに、井沢元彦著「ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座」(徳間文庫)も併せて読めば、より一層理解が深まるだろう。
文庫本の域を越えるグレードの高い内容!
三笠書房の「「今の○○」がわかる本」シリーズは内容が充実しており、いずれも一読に値する。文庫本でこれだけの内容が提供されていることに敬意を評したい。
本書では、中東を語る上で避けて通れないイスラム教に関して多くのページが割かれており、日本人にとっては馴染みの薄いイスラム教に関する知識を得る上でも有用である。ただし、「テロ」と関連付けられて報道されることの多いイスラム教の現状を擁護する記述が多く見られ、例えば、仏教をベースとした新興宗教であるオウム真理教を引き合いに出して、オウム真理教が起こしたサリン事件を「仏教テロ」と呼ばず、イスラム教徒らによる「自爆テロ」や「聖戦」を指してイスラム教を怖い宗教だと批判するのはおかしいと書いている。しかし、これは詭弁であり、オウム真理教の信者達は仏教徒ではない上に、仏教の名のもとに起こしたテロではないのに対して、「自爆テロ」や「内戦」を主導しているのはごく一部の人たちであるとはいっても、紛れもなくイスラム教徒たちである上、イスラム教の名のもとでの「聖戦」と位置づけている点が全く異なっている。今のような状況では、イスラム教はテロを奨励する怖い宗教であると解釈されても仕方がない側面を持っていることは認めざるを得ない、というのが一般的な見方であろう。
このような、反論したくなるような記述も所々にみられるが、全体的には、中東の国々の現状について丁寧に説明されており、読み応えのある内容となっている。
中国やインドばかりでなく、日本のエネルギー政策上重要なこの地域にもっと目を向けるべきであり、本書はその入門書として是非お勧めした。
