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「ガソリン」本当の値段 石油高騰から始まる"食の危機" (アスキー新書 025) (アスキー新書)
岩間 剛一
アスキー
グループ:Book /ランキング:200868
価格:¥ 760
発売日:2007-08-10 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
備蓄を放出しては?
(2008-07-23)
H20年7月時点、依然価格上昇中の中で読んだのだが、
初めて知ったと思ったのが、
・原油と石油の違い、ガソリンとの関係
・需給は実は緩い。(現在の在庫は積みあがっている)
・ピークオイル論も、疑うべきである。(国際関係や石油会社の投資意欲の関係で
、オイルショックなどでの教訓が生かされていない。現在の算出設備を使い切るのが
企業行動として正しい判断となるため)
なお、同時期に読んだ、
日本は「環境力」で勝つ! で、日本の石油輸入量が
オイルショック以前より未だ低水準である事を知り、日本の企業による
構造改革がすさまじく行われた事に、改めて感心した。
また、備蓄が日本には、国と民間合わせて175日分ある、ということ。
備蓄についてのHPによれば、各国協調でやらなければ、備蓄の放出は効果を挙げないとあるが、現状は多くに国にとってやってみる価値のある対応策と思われるが。
原油の値上がりの理由がよくわかる、けど下がらないだろうなあ
(2008-03-07)
原油の高騰が続いており、このままいけば近いうちにバレル100ドルにもなると言われている。その結果、ガソリン価格も上昇し、リットルあたり150円程度。ガソリン以上に重油などオンサイト型発電設備の燃料は大きなダメージを受けていることは言うまでもない。
原油価格上昇の理由は「安い原油がなくなった」というピークオイル論で一般に説明されている。だが、実際には原油の需給はさほど逼迫しているわけではなく、マネーゲームという要因が大きいというのが、本書の分析である。
実際に原油が値上がりしたのは、生産量が日量わずか30バレルのWTIに資金が集中したためというのは定説だが、その後、他の原油にも波及し、マネーゲームそのものはさらに展開している。
ただし、マネーゲームといっても、それを資源ナショナリズムが支えているため、解消する見込みはない。そうなると、ますます求められるのが、日本の戦略としての自主原油開発やバイオマス、メタンハイドレートなどの新たな資源開発となる。また、地球温暖化問題を考える上でも、何より省エネをはじめとする海外への技術供与は不可欠な戦略だと結論づける。
著者は和光大学経済経営学部教授だが、かつては石油公団調査部にも在籍。わかりやすさと説得力のある著書となっている。
石油問題のいまがわかる
(2007-11-26)
新聞解説ぐらいの読みやすさで、新聞でかかれるよりも
奥行きのある広がりで石油問題を扱っている。
広範な石油の知識がすんなりと頭に入ってくる。
著者は石油価格は今後も上がるという見解のようだ。
私が読んで一番気になったのが、
日本のエネルギー政策のなさ。
他の国々が石油を含むエネルギー政策を積極的に進めている時代に、
民間任せにしているのが日本の実態だという。
政治家も官僚も、「やることやらんかい!」と
文句を言いたくなった。
臨場感ゆたかな石油問題の解説書
(2007-10-16)
石油の金融商品や戦略物資(一昔前は市況商品)としての性格を、その根底となる金融メカニズムや地政学、資源ナショナリズムやBRICsの急増需要などから論理的に分かりやすく説明してある。今まで読んだ石油に関する新書で、役人やジャーナリスト、大学人が書いたものにはない、臨場感の伝わってくる良書だと思う。
エネルギー問題の現状
(2007-09-30)
ガソリンの価格の決まり方、最近のガソリン高の背景、インド、中国などの勃興による世界的なエネルギー争奪戦、資源を持つ国のナショナリズムの動き、日本のエネルギー戦略のボロボロな状態、バイオエネルギーの現状、環境問題との関連など、現代のエネルギーに関する問題、総まくり、、という感じの本です。ただし、技術的な内容は、軽く触れられている程度です。
また、サハリン2の背景(サハリン2ってどうなったんだっけ?)、中国とアフリカ諸国の接近など、気になっていたニュースを、解説を含めて、説明してあります。
全然知識はなかったですが、世界的な視点でエネルギー問題を知ることができました。
おすすめ度:
備蓄を放出しては?
H20年7月時点、依然価格上昇中の中で読んだのだが、
初めて知ったと思ったのが、
・原油と石油の違い、ガソリンとの関係
・需給は実は緩い。(現在の在庫は積みあがっている)
・ピークオイル論も、疑うべきである。(国際関係や石油会社の投資意欲の関係で
、オイルショックなどでの教訓が生かされていない。現在の算出設備を使い切るのが
企業行動として正しい判断となるため)
なお、同時期に読んだ、
日本は「環境力」で勝つ! で、日本の石油輸入量が
オイルショック以前より未だ低水準である事を知り、日本の企業による
構造改革がすさまじく行われた事に、改めて感心した。
また、備蓄が日本には、国と民間合わせて175日分ある、ということ。
備蓄についてのHPによれば、各国協調でやらなければ、備蓄の放出は効果を挙げないとあるが、現状は多くに国にとってやってみる価値のある対応策と思われるが。
原油の値上がりの理由がよくわかる、けど下がらないだろうなあ
原油の高騰が続いており、このままいけば近いうちにバレル100ドルにもなると言われている。その結果、ガソリン価格も上昇し、リットルあたり150円程度。ガソリン以上に重油などオンサイト型発電設備の燃料は大きなダメージを受けていることは言うまでもない。
原油価格上昇の理由は「安い原油がなくなった」というピークオイル論で一般に説明されている。だが、実際には原油の需給はさほど逼迫しているわけではなく、マネーゲームという要因が大きいというのが、本書の分析である。
実際に原油が値上がりしたのは、生産量が日量わずか30バレルのWTIに資金が集中したためというのは定説だが、その後、他の原油にも波及し、マネーゲームそのものはさらに展開している。
ただし、マネーゲームといっても、それを資源ナショナリズムが支えているため、解消する見込みはない。そうなると、ますます求められるのが、日本の戦略としての自主原油開発やバイオマス、メタンハイドレートなどの新たな資源開発となる。また、地球温暖化問題を考える上でも、何より省エネをはじめとする海外への技術供与は不可欠な戦略だと結論づける。
著者は和光大学経済経営学部教授だが、かつては石油公団調査部にも在籍。わかりやすさと説得力のある著書となっている。
石油問題のいまがわかる
新聞解説ぐらいの読みやすさで、新聞でかかれるよりも
奥行きのある広がりで石油問題を扱っている。
広範な石油の知識がすんなりと頭に入ってくる。
著者は石油価格は今後も上がるという見解のようだ。
私が読んで一番気になったのが、
日本のエネルギー政策のなさ。
他の国々が石油を含むエネルギー政策を積極的に進めている時代に、
民間任せにしているのが日本の実態だという。
政治家も官僚も、「やることやらんかい!」と
文句を言いたくなった。
臨場感ゆたかな石油問題の解説書
石油の金融商品や戦略物資(一昔前は市況商品)としての性格を、その根底となる金融メカニズムや地政学、資源ナショナリズムやBRICsの急増需要などから論理的に分かりやすく説明してある。今まで読んだ石油に関する新書で、役人やジャーナリスト、大学人が書いたものにはない、臨場感の伝わってくる良書だと思う。
エネルギー問題の現状
ガソリンの価格の決まり方、最近のガソリン高の背景、インド、中国などの勃興による世界的なエネルギー争奪戦、資源を持つ国のナショナリズムの動き、日本のエネルギー戦略のボロボロな状態、バイオエネルギーの現状、環境問題との関連など、現代のエネルギーに関する問題、総まくり、、という感じの本です。ただし、技術的な内容は、軽く触れられている程度です。
また、サハリン2の背景(サハリン2ってどうなったんだっけ?)、中国とアフリカ諸国の接近など、気になっていたニュースを、解説を含めて、説明してあります。
全然知識はなかったですが、世界的な視点でエネルギー問題を知ることができました。
