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カスタマーレビュー
おすすめ度:
市場としてのBRICs+αの可能性。
(2007-02-08)
門倉氏はBRICs研究を専門に行っている人であり、本書ではBRICsの市場の可能性について述べているが、
ただ単に人口が増える、中産階級が増加する、といって程度ではなく、ローカルな企業を踏まえた上での
市場分析や今後の動向、細かいデータや文化的側面も踏まえてBRICsとの付き合い方、市場攻略のための
考え方を提案している。
非常に斬新な考えが提案されているわけではないが、距離的な問題で日本人としては中国ばかりに関心が
注がれる傾向がある中「B」、「R」、「I」に加えネクスト11やそれに続く発展途上国に対しての見地を
少しでも広げておくには役立つことだろう。それぞれの国に文化的、政治的、地政学的リスクがあったり
するが彼らは圧倒的に資源をもち、潜在的な需要を持つ国々であるので、グローバルな競争がどんどん広がる
中で日本だけが中国に向いていてはチャンスを逃すことになるし、先にあげたようなリスクがある以上
様々な国と付き合いリスクをしっかり認識しなくてはならない。
お隣の韓国についての分析もあるが、その中ですでに輸出大国となった韓国に少子高齢化の日本の将来を感じた。
何にせよすでにこれらの国に進出しない、という選択肢はないのだ。
問題は今どの国がもっともリスクが少なく進出できるか、市場がもっとも広がっている国がどこかを見極め、
その国に積極的に、競合企業に先駆けて進出していくしか道はない。
筆者も日本の将来を危惧されているようで、記述の量としては非常に少ないが、今後日本が世界の中で
戦い続けるためには国内の労働力の質を強化しなくてはならないと述べている。全くその通りだ。
BRICsは市場として人口や資源の所有で魅力を放っているが、そのきれいな形の三角形を描く人口は
近い将来”労働市場”として日本人にも牙を向けてくるからだ。
日本人としてだけではなく、今後ビジネスの世界で戦っていくには教育への投資を国が怠ってはならない。
BRICsマーケット攻略法
(2006-12-23)
『図説 BRICs経済』などの著作を多数発表し、すっかり「BRICs専門家」としての地位を確立した感のある、門倉氏がBRICsで勃興する巨大な富裕層マーケットと、その攻略法を解説する。
前作もそうだが、門倉氏の本は、まじめな経済統計を使った解説に加え、様々なエピソードや実例を織り交ぜながら最後まで飽きさせずに読ませる力がある。
各国ビール市場の攻略や、おしゃれ市場の勃興など、「日本企業が強みを発揮できる市場」での実例が紹介され、読み物としても楽しい。
BRICs市場は巨大であるが、経済格差も大きく、なかなかねらいどころが難しいマーケット。だからこそ、本書をヒントにターゲットを絞り込んだ対応が必要となる。
読み物としても、ビジネスのヒントとしても役立つ本。おすすめです。
なお、急成長中の「BRICsの次の国々」の紹介は大変興味深いです。成長率の高いエマージングマーケット株に興味がある方は必読です。
必読の書!
(2006-10-24)
急成長するBRICs市場を日本企業がどう攻略すればいいかが細かく論じられています。個人的に面白かったのは、韓国企業のBRICs戦略。日本企業と韓国企業を比較してみると、そのマーケティング戦略の違いが一目瞭然です。日本の企業については、いくつかの業界について成功事例とその戦略が述べられています。さらに、最後の章ではポストBRICsについても、詳しく書かれていています。BRICsに進出している企業の人は市場動向を把握するうえで、必読の書といえるでしょう。
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門倉氏はBRICs研究を専門に行っている人であり、本書ではBRICsの市場の可能性について述べているが、
ただ単に人口が増える、中産階級が増加する、といって程度ではなく、ローカルな企業を踏まえた上での
市場分析や今後の動向、細かいデータや文化的側面も踏まえてBRICsとの付き合い方、市場攻略のための
考え方を提案している。
非常に斬新な考えが提案されているわけではないが、距離的な問題で日本人としては中国ばかりに関心が
注がれる傾向がある中「B」、「R」、「I」に加えネクスト11やそれに続く発展途上国に対しての見地を
少しでも広げておくには役立つことだろう。それぞれの国に文化的、政治的、地政学的リスクがあったり
するが彼らは圧倒的に資源をもち、潜在的な需要を持つ国々であるので、グローバルな競争がどんどん広がる
中で日本だけが中国に向いていてはチャンスを逃すことになるし、先にあげたようなリスクがある以上
様々な国と付き合いリスクをしっかり認識しなくてはならない。
お隣の韓国についての分析もあるが、その中ですでに輸出大国となった韓国に少子高齢化の日本の将来を感じた。
何にせよすでにこれらの国に進出しない、という選択肢はないのだ。
問題は今どの国がもっともリスクが少なく進出できるか、市場がもっとも広がっている国がどこかを見極め、
その国に積極的に、競合企業に先駆けて進出していくしか道はない。
筆者も日本の将来を危惧されているようで、記述の量としては非常に少ないが、今後日本が世界の中で
戦い続けるためには国内の労働力の質を強化しなくてはならないと述べている。全くその通りだ。
BRICsは市場として人口や資源の所有で魅力を放っているが、そのきれいな形の三角形を描く人口は
近い将来”労働市場”として日本人にも牙を向けてくるからだ。
日本人としてだけではなく、今後ビジネスの世界で戦っていくには教育への投資を国が怠ってはならない。
BRICsマーケット攻略法
『図説 BRICs経済』などの著作を多数発表し、すっかり「BRICs専門家」としての地位を確立した感のある、門倉氏がBRICsで勃興する巨大な富裕層マーケットと、その攻略法を解説する。
前作もそうだが、門倉氏の本は、まじめな経済統計を使った解説に加え、様々なエピソードや実例を織り交ぜながら最後まで飽きさせずに読ませる力がある。
各国ビール市場の攻略や、おしゃれ市場の勃興など、「日本企業が強みを発揮できる市場」での実例が紹介され、読み物としても楽しい。
BRICs市場は巨大であるが、経済格差も大きく、なかなかねらいどころが難しいマーケット。だからこそ、本書をヒントにターゲットを絞り込んだ対応が必要となる。
読み物としても、ビジネスのヒントとしても役立つ本。おすすめです。
なお、急成長中の「BRICsの次の国々」の紹介は大変興味深いです。成長率の高いエマージングマーケット株に興味がある方は必読です。
必読の書!
急成長するBRICs市場を日本企業がどう攻略すればいいかが細かく論じられています。個人的に面白かったのは、韓国企業のBRICs戦略。日本企業と韓国企業を比較してみると、そのマーケティング戦略の違いが一目瞭然です。日本の企業については、いくつかの業界について成功事例とその戦略が述べられています。さらに、最後の章ではポストBRICsについても、詳しく書かれていています。BRICsに進出している企業の人は市場動向を把握するうえで、必読の書といえるでしょう。
