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ニュー・リッチの世界 The New Rich World
臼井 宥文
光文社
グループ:Book /ランキング:3659
価格:¥ 1,000
発売日:2006-11-21 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
内容は興味深いけど
(2008-04-24)
ルー大芝のような文体、何とかならないものか。「これほど便利 convenient なものはない。」とか、いちいち文中に英単語混ぜてくれなくていいですよ。
分析が皆無の羅列本
(2007-10-18)
レビューの評判が高かったので読んでみたが、全くの期待はずれ。分析が何もなく、いわゆる新興富裕層がどういうものが好きかということを並べているだけの書籍である。
マセラティとプライベートジェットが同列に論じられているところに、この本の浅さが透けて見える。新興富裕層に対するマーケティングを考えて読む本ではなく、単なる知識本であり、日経トレンディレベルだと思って差し支えない。まあ、この定価ならば当たり前だが。
これは、まずい。
(2007-10-12)
前著がなかなかよくまとまっていたように記憶しているので、書店で見かけて「あの著者の本か」と期待して購入した。
前著と比べても、富裕層(年収5000万円以上、純現金資産1億円以上)の定義や消費動向、考え方や行動パターンなどが比較的よくまとまっている。
富裕層を顧客としたいビジネスを考えている企業にとっては、わかりやすい資料としての価値があるだろう。
大企業というより、中小零細企業の経営者なら、一度は目を通しておきたい。
特に、「金持ちに国境なし」で、不利な税制や富裕層を攻撃しがちな大衆心理を持つ日本においては富裕層ビジネスが育ちにくく、また富裕層が日本に定住しないという問題に関しては様々な面において(特に現在の日本の閉塞感ある経済など)、大いに考えさせられるところがある。
本著はだいたい世帯年収が1000万円を超えたあたりぐらいの世帯から、「子供の教育」の参考にするため読んでいるというビジネスマン、主婦が身近に多いのだが、最初から「世界(グローバル)」を舞台として考えさせるため、そもそもが日本という国家の国民であるという最も大事な根幹が抜けているところが、本著の一番深刻な欠点ではなかろうか。
富裕層(金持ち)には、地位や資産に応じた社会的義務があるとする「ノブレス・オブリージュ」について言及されているのは非常に良い。
だが、日本人向けに書かれたものならば、やはりこの日本という国を基として、日本の公益に寄与させ、その上でグローバルを論じるのが王道であり、外せない筋ではないか。
それを、まず「グローバルありき」で書かれてあるため、日本人として日本で生まれ育ったわたしなどは、かなり強い違和感を覚える。
結局、本著はアメリカのような、自由を謳いながらもれっきとした階級社会(要はアングロサクソン的思想であり差別主義)を基軸としてすべてが書かれてあるのだなと気づいたのは、もう一度読み返してからである。
本著をありがたがって読むのは、実際には富裕層よりは、昨今の浅薄なセレブブームに憧れている人間がほとんどだろうが、もし一般の方が参考のため目を通されるのなら、こういう点に注意して読んでほしい。
結果として、資料的価値はかなり高いが、論旨には日本人として、賛同いたしかねる部分が多々ある。
そのため☆は三つとさせていただいた。
格差社会のもうひとつの極
(2007-08-31)
「年収5000万円以上、金融資産1億円以上」の人々は、どんなものを求めているのか?
統計上は世界有数の「富裕層大国」であるはずの日本。それなのに、富裕層(特に、上昇志向が強い新興の「ニューリッチ」)が求めるものを提供できていない現実が良く分かる。
ニューリッチの生活は、庶民からすると驚きの連続。プライベートジェットなど、どうやったら買えるのだろう。圧倒されながらも「いつか自分も」という夢に浸ることができる(実現は難しそうですが)。特に、富裕層子女の教育にかかる部分は、非常に考えさせられる。低レベルの教育からは低レベルの人材しか生まれてこないとしたら、将来の日本にとって大問題だ。
最近盛り上がっている「格差論議」では、貧困の拡大ばかりが問題とされ、本来、豊かな文化の担い手であり、雇用の創出、高額な税負担、旺盛な消費などを通じて、日本の経済・文化に多いに貢献している富裕層のあり方については問題とされることが極端に少ない。妬みから富裕層の足を引っ張り、経済発展のチャンスを逃し、文化を衰退させ、彼らを国外脱出させることが本当に正しいことなのか。一億総中流の社会が現実的に終焉した今、真剣に考えてみるべきだろう。
ニューリッチの世界を垣間見る楽しさと、富裕層のニーズに応えられていない日本の寂しい現状。そして、そんな状況だからこそ、無限に広がる富裕層ビジネスの可能性について考えさせられる本。下流本も自虐的で楽しいですが、こちらの方は夢があり、面白いですよ。
読み物としては最高です。
(2007-07-28)
読み物としては最高です。
何しろ読み進めていくうちに、ニュー・リッチになった錯覚を起こし、自分がパーマネントトラベラーになった気がしてきます。(おそらく、私だけの錯覚ではないでしょう!)
初めて知って興味を持ったのが、ニュー・リッチな方々は「ハイライフ・カレンダー」と呼ばれるカレンダーを持っていてそのカレンダーに従って生活しているそうです。
興味がある人は是非、読んでみてください。
また、ビジネスで活用しようと考えている方は、ニュー・リッチのライフスタイルは必ず一般の方々に普及するはずですので、その将来予測という観点から読んでみるとおもしろいと思います。
おすすめ度:
内容は興味深いけど
ルー大芝のような文体、何とかならないものか。「これほど便利 convenient なものはない。」とか、いちいち文中に英単語混ぜてくれなくていいですよ。
分析が皆無の羅列本
レビューの評判が高かったので読んでみたが、全くの期待はずれ。分析が何もなく、いわゆる新興富裕層がどういうものが好きかということを並べているだけの書籍である。
マセラティとプライベートジェットが同列に論じられているところに、この本の浅さが透けて見える。新興富裕層に対するマーケティングを考えて読む本ではなく、単なる知識本であり、日経トレンディレベルだと思って差し支えない。まあ、この定価ならば当たり前だが。
これは、まずい。
前著がなかなかよくまとまっていたように記憶しているので、書店で見かけて「あの著者の本か」と期待して購入した。
前著と比べても、富裕層(年収5000万円以上、純現金資産1億円以上)の定義や消費動向、考え方や行動パターンなどが比較的よくまとまっている。
富裕層を顧客としたいビジネスを考えている企業にとっては、わかりやすい資料としての価値があるだろう。
大企業というより、中小零細企業の経営者なら、一度は目を通しておきたい。
特に、「金持ちに国境なし」で、不利な税制や富裕層を攻撃しがちな大衆心理を持つ日本においては富裕層ビジネスが育ちにくく、また富裕層が日本に定住しないという問題に関しては様々な面において(特に現在の日本の閉塞感ある経済など)、大いに考えさせられるところがある。
本著はだいたい世帯年収が1000万円を超えたあたりぐらいの世帯から、「子供の教育」の参考にするため読んでいるというビジネスマン、主婦が身近に多いのだが、最初から「世界(グローバル)」を舞台として考えさせるため、そもそもが日本という国家の国民であるという最も大事な根幹が抜けているところが、本著の一番深刻な欠点ではなかろうか。
富裕層(金持ち)には、地位や資産に応じた社会的義務があるとする「ノブレス・オブリージュ」について言及されているのは非常に良い。
だが、日本人向けに書かれたものならば、やはりこの日本という国を基として、日本の公益に寄与させ、その上でグローバルを論じるのが王道であり、外せない筋ではないか。
それを、まず「グローバルありき」で書かれてあるため、日本人として日本で生まれ育ったわたしなどは、かなり強い違和感を覚える。
結局、本著はアメリカのような、自由を謳いながらもれっきとした階級社会(要はアングロサクソン的思想であり差別主義)を基軸としてすべてが書かれてあるのだなと気づいたのは、もう一度読み返してからである。
本著をありがたがって読むのは、実際には富裕層よりは、昨今の浅薄なセレブブームに憧れている人間がほとんどだろうが、もし一般の方が参考のため目を通されるのなら、こういう点に注意して読んでほしい。
結果として、資料的価値はかなり高いが、論旨には日本人として、賛同いたしかねる部分が多々ある。
そのため☆は三つとさせていただいた。
格差社会のもうひとつの極
「年収5000万円以上、金融資産1億円以上」の人々は、どんなものを求めているのか?
統計上は世界有数の「富裕層大国」であるはずの日本。それなのに、富裕層(特に、上昇志向が強い新興の「ニューリッチ」)が求めるものを提供できていない現実が良く分かる。
ニューリッチの生活は、庶民からすると驚きの連続。プライベートジェットなど、どうやったら買えるのだろう。圧倒されながらも「いつか自分も」という夢に浸ることができる(実現は難しそうですが)。特に、富裕層子女の教育にかかる部分は、非常に考えさせられる。低レベルの教育からは低レベルの人材しか生まれてこないとしたら、将来の日本にとって大問題だ。
最近盛り上がっている「格差論議」では、貧困の拡大ばかりが問題とされ、本来、豊かな文化の担い手であり、雇用の創出、高額な税負担、旺盛な消費などを通じて、日本の経済・文化に多いに貢献している富裕層のあり方については問題とされることが極端に少ない。妬みから富裕層の足を引っ張り、経済発展のチャンスを逃し、文化を衰退させ、彼らを国外脱出させることが本当に正しいことなのか。一億総中流の社会が現実的に終焉した今、真剣に考えてみるべきだろう。
ニューリッチの世界を垣間見る楽しさと、富裕層のニーズに応えられていない日本の寂しい現状。そして、そんな状況だからこそ、無限に広がる富裕層ビジネスの可能性について考えさせられる本。下流本も自虐的で楽しいですが、こちらの方は夢があり、面白いですよ。
読み物としては最高です。
読み物としては最高です。
何しろ読み進めていくうちに、ニュー・リッチになった錯覚を起こし、自分がパーマネントトラベラーになった気がしてきます。(おそらく、私だけの錯覚ではないでしょう!)
初めて知って興味を持ったのが、ニュー・リッチな方々は「ハイライフ・カレンダー」と呼ばれるカレンダーを持っていてそのカレンダーに従って生活しているそうです。
興味がある人は是非、読んでみてください。
また、ビジネスで活用しようと考えている方は、ニュー・リッチのライフスタイルは必ず一般の方々に普及するはずですので、その将来予測という観点から読んでみるとおもしろいと思います。
