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カスタマーレビュー
おすすめ度:
激動の時代を生きた証
(2008-05-23)
ロンドン在住の中国人女性ユン・チアン(張戎)。
清代末期に、軍閥将軍の妾として嫁いだ彼女の祖母、
国民党・共産党の激動の時代を生き抜いた彼女の母、
そして、多感な時期を文革の時代で過ごした筆者。
女三代の中国人の生活を通して、20世紀の中国の
実情をありのままに描いたノンフィクション大作。
もともと、この本の存在は知っていて、中国に
来たならば、読んでおかなきゃなと思っていたところ、
ちょうど去年に新しい筆者の巻頭辞が追加された
改訂新版が発行されて、平積みになっていたので、
買ってあったもの。
中国に来てから、中国を知るための本はいろいろ
読んだけど、一番胸に来たのはこの本。
歴史書で深く書かれない内容まで、身の回りの
出来事として赤裸々に描かれている。
でも、十何億って言う中国人民はそんな時代を乗り越えて
生きているんだよね。80以後世代は別として。
毛沢東が(共産党が?)当初に掲げた理想と
今の中国の実情とのギャップを考えると、
今なお毛沢東を崇拝し、今の指導部も彼の後継としての
位置づけになっていることに違和感を禁じえないね。
筆者が生まれ育ち、その母が今も暮らすのが、
先週の地震の被害のあった四川省成都。
被害を伝える映像、救助隊の進む映像を目の当たりにし、
筆者の両親が共産党の職員として、四川省内を
駆けずり回っていた頃の苦労も偲ばれます。
なるほど
(2008-05-19)
中国の清朝末期から文化大革命世代までの筆者一族の歴史をたどった
ドキュメンタリー仕立てになっています。筆者の父の中国に対する
真摯な思いとは裏腹に反革命分子のレッテルを貼られてしまい、筆者も文革
に参加するもその思想に失望するといった内容です。当時、日本でも文革論議
が盛んで、毛沢東思想は日本の学生運動(60−70年代)にも多大な影響を与えたようです。
しかし、本書を読むとその実態は失望せざる得ません。
筆者及びその家族の歴史に即して書かれているので、その迫力は素晴らしく、
圧倒されながら全巻を一気に読んでしまいました。新聞、テレビ等で報道されたものとは
違った観点から中国近代史を見た気がします。
無法地帯とはこのことかと慄然
(2008-02-14)
日本も昔はこんな時代があったのだろうか?戦国時代のように共産党と国民党が争い、主人公たちの日常が脅かされる。こんなに無秩序だったら政府なんて存在しないほうがマシだろうか?でも無政府状態では、きっと新たな独裁者たちが支配権をめぐって争い、人民の平和は失われるのだろう。
どの国に生まれるかで、人生は雲泥の差なんだなと実感。日本に生まれてまだマシだ。
欲を言えば、もう少し希望を持たせてもらいたかった。
それと、妊娠中に読むのは避けたほうがいいと思う。残酷なシーンも多いから。
とはいえ「現代の古典」と呼ばれるのは納得の良書だと思う。
壮大無比
(2008-01-31)
日本人には書けないスケールで迫る凄まじいストーリーと筆力だ
衝撃的
(2007-12-07)
とても衝撃を受けた。
人を狂わせるには教育をしなければいいんだとよく理解することができた。
おすすめ度:
激動の時代を生きた証
ロンドン在住の中国人女性ユン・チアン(張戎)。
清代末期に、軍閥将軍の妾として嫁いだ彼女の祖母、
国民党・共産党の激動の時代を生き抜いた彼女の母、
そして、多感な時期を文革の時代で過ごした筆者。
女三代の中国人の生活を通して、20世紀の中国の
実情をありのままに描いたノンフィクション大作。
もともと、この本の存在は知っていて、中国に
来たならば、読んでおかなきゃなと思っていたところ、
ちょうど去年に新しい筆者の巻頭辞が追加された
改訂新版が発行されて、平積みになっていたので、
買ってあったもの。
中国に来てから、中国を知るための本はいろいろ
読んだけど、一番胸に来たのはこの本。
歴史書で深く書かれない内容まで、身の回りの
出来事として赤裸々に描かれている。
でも、十何億って言う中国人民はそんな時代を乗り越えて
生きているんだよね。80以後世代は別として。
毛沢東が(共産党が?)当初に掲げた理想と
今の中国の実情とのギャップを考えると、
今なお毛沢東を崇拝し、今の指導部も彼の後継としての
位置づけになっていることに違和感を禁じえないね。
筆者が生まれ育ち、その母が今も暮らすのが、
先週の地震の被害のあった四川省成都。
被害を伝える映像、救助隊の進む映像を目の当たりにし、
筆者の両親が共産党の職員として、四川省内を
駆けずり回っていた頃の苦労も偲ばれます。
なるほど
中国の清朝末期から文化大革命世代までの筆者一族の歴史をたどった
ドキュメンタリー仕立てになっています。筆者の父の中国に対する
真摯な思いとは裏腹に反革命分子のレッテルを貼られてしまい、筆者も文革
に参加するもその思想に失望するといった内容です。当時、日本でも文革論議
が盛んで、毛沢東思想は日本の学生運動(60−70年代)にも多大な影響を与えたようです。
しかし、本書を読むとその実態は失望せざる得ません。
筆者及びその家族の歴史に即して書かれているので、その迫力は素晴らしく、
圧倒されながら全巻を一気に読んでしまいました。新聞、テレビ等で報道されたものとは
違った観点から中国近代史を見た気がします。
無法地帯とはこのことかと慄然
日本も昔はこんな時代があったのだろうか?戦国時代のように共産党と国民党が争い、主人公たちの日常が脅かされる。こんなに無秩序だったら政府なんて存在しないほうがマシだろうか?でも無政府状態では、きっと新たな独裁者たちが支配権をめぐって争い、人民の平和は失われるのだろう。
どの国に生まれるかで、人生は雲泥の差なんだなと実感。日本に生まれてまだマシだ。
欲を言えば、もう少し希望を持たせてもらいたかった。
それと、妊娠中に読むのは避けたほうがいいと思う。残酷なシーンも多いから。
とはいえ「現代の古典」と呼ばれるのは納得の良書だと思う。
壮大無比
日本人には書けないスケールで迫る凄まじいストーリーと筆力だ
衝撃的
とても衝撃を受けた。
人を狂わせるには教育をしなければいいんだとよく理解することができた。
